人材確保法による教員給与の優遇措置

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人材確保法による教員給与の優遇措置

学校における働き方改革は可能か㉚~教員勤務実態調査速報値と働き方改革緊急提言と経済財政運営と改革の基本方針2017~

平成18年度から文部科学省が働き方改革を進めてきたのに、平成29年4月の教員勤務実態調査速報値で、残業時間が過労死ラインの月80時間を超える教員の割合が小学校で3割、中学校で6割に増えている実態が明らかになりました。教育委員会に対する調査では、働き方改革の取組みが十分ではないことも分かりました。
メリハリのある給与体系

学校における働き方改革は可能か⑧~平成21年度予算~

文部科学省の平成21年度予算は、教職員数の削減や人件費の削減を求められる中で決定されました。秘策は非常勤講師の活用や学校支援地域本部の設置等でした。教職調整額の見直しは見送られ義務教育等教員特別手当は更に減額されました。
人材確保法による教員給与の優遇措置

学校における働き方改革は可能か⑥~平成20年度予算~

平成20年度予算と平成20年概算要求に至るまでの、「『学校教育水準の維持向上のための義務教育諸学校の教育職員の人材確保に関する特別措置法(人材確保法)』に基づく優遇措置」と、「教職調整額」に関する話し合いの経緯
人材確保法による教員給与の優遇措置

学校における働き方改革は可能か⑤~平成20年度概算要求~

文部科学省の平成20年度概算要求は、平成18年の「簡素で効率的な政府を実現するための行政改革の推進に関する法律」の影響下にあり、教職員定数の純減、教職員給与の引き下げを求められました。「子供と向き合う時間の拡充」のための施策により、教員の業務の削減を行う代わりに教職調整額の支給割合を10%に引き上げるように要求しました。
人材確保法による教員給与の優遇措置

学校における働き方改革は可能か③~教職員に掛かる人件費の削減~

平成12年「行政改革大綱」、平成17年「小さくて効率的な政府」、平成18年「行政改革推進法」で教職員に掛かる人件費の削減が決定。人材確保法に基づく義務教育等教員特別手当や教職調整額の減額が検討されることになりました。