はじめに
小学校の担任の先生の仕事は、多岐に渡ります。
担任としては、学級の仕事が一番大事なのですが、実は、それ以外の仕事がたくさんあって、学級の仕事は後回しになってしまうことも多いんです。
今回は、学級の仕事以外の仕事のうち、学年の仕事について、元教師である私が、経験に基づいて、詳しくお伝えします。
学年主任
会計
校内授業研究
- 学校で決めたテーマに従って、毎年学校の教師全員で授業研究に取り組みます。その学年のテーマを決めたり、報告書を作ったりすることを中心となって行います。
文化的行事
- 学芸会の学年の演目の決定や準備、作品展の学年の題材決めや展示方法などについて、話し合いの中心となって計画を進めます。
体育的行事(運動会)
- 運動会の学年の演目決め、準備、練習を中心になって行います。
- この係になると、体育主任の補佐として、体育の器具や運動場、プールなどの整備も任されます。
各教科担当
- 学校全体の教科主任を補佐して、各教科の道具の管理などの仕事を行います。
- 担当の教科の評価基準を作成します。
係はいないけれど、気付いた人や得意な人がしなければいけないこと
学年の先生で順番にすること
まとめ
いかがでしたか。
ここに挙げたもの以外でも、細かくいうとまだいろいろありますし、学校によっても違います。
授業後に職員室で食べるお菓子を、学年の先生からお金を徴収して買ってくる係があった学校もありましたよ。
でも、どの小学校も大まかに言うと、こんな感じだと思います。
これらの仕事の割り振りは、年度当初に学校全体の校務分掌と関連させながら、学年主任を中心に、学年の先生全員で話し合って決めます。
どの仕事も、それぞれ大変ですが、分からないことは、他の先生に聞きながらやれば大丈夫です。
いずれにしても、決まった仕事については、責任をもってやることが大切です。
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