はじめに
前回までの記事で、小学校の教師の仕事の内容について説明してきました。
まだ読んでいない方は、「小学校担任教師の多忙な毎日を、元教師の私が、経験を交えて公開します/1日の過ごし方」、「小学校担任教師の多忙な毎日を、元教師の私が、経験を交えて公開します/学級の仕事以外/学年」、「小学校担任教師の校務分掌の仕事について元教師の私が経験を交えて紹介します/教務関係」、「小学校担任教師の校務分掌の仕事について元教師の私が経験を交えて紹介します/校務関係」をぜひ読んでみてください。
小学校教師をしている人の中で「小学校教師をやめたい。」と思っている人は多いと思います。
「教師の仕事はブラック」とも言われて久しいです。
しかし、実際やめるとなると、相当悩みます。
周りの人からもまず、止められます。
そして、一旦やめても、また講師や非常勤講師として働く人も多いです。
私も実際、途中で何度もやめようと思いましたが、そのたびに周りの人から止められたり、考え直したりして思いとどまった経験があります。
小学校教師はどうしてやめられないのか、その理由をお伝えします。
勤務条件
- 給料が高い(私は55歳で月収50万になりました!)
- ボーナスもいい(55歳で夏も冬も約75万円ずつもらいました!)
- 能力が低くても、給料に響かない(能力給に移行しつつあります)
- 続けるほど給料が上がる(能力給に移行しつつあります)
- よほどのことがない限り解雇されない
- 会社のようにつぶれない
- 地元にいられる
- 福利厚生がいい
- 長期休業がある
- 転勤してもほとんど同じ内容の仕事ができる
- 昼は毎日おいしい給食が安く食べられる
- 産休や育休の制度が整っている
勤務環境
- 職場の人はよい人が多い
- ほどよく頭と体を使うので健康によい
- 女性蔑視や差別がない
先生特有のメリット
- 常に人前に出続け、注目される
- 世間体がいい
- ぺこぺこ頭を下げなくていい
- 子ども相手にお山の大将でいられる
- 売り上げに一喜一憂する必要がない
- ある程度自分の思い通りに仕事ができる
先生としての喜び
- 子どもの外見がかわいい
- 子どもの言動がかわいくておもしろい
- 授業で子どもが授業にのってくれるとうれしい
- 勉強を教えるのが楽しい
- 授業内容を考えるのが楽しい
- 行事が成功するとうれしい
- 子どもが成長するのがうれしい
- いろんなタイプの子どもや保護者と接するので勉強になる
- 保護者から感謝されるとうれしい
まとめ
やはり、教師の仕事のよさは、何と言っても子どもを相手にすることの楽しさにあると思います。
エネルギーのあふれる子どもたちに癒やされることが多いんです。
これが、つらくてもやめられない一番の理由だと思います。
次回は、「小学校教師をやめたくなる理由を、元教師の私が経験を交えて説明します。」で、小学校教師をやめたくなる理由について書きます。
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